2022/11/11
ハットウィング工法
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地盤補強工法に新たな風
ハットウィング工法とは?
鋼管の先端部に特殊加工した先端翼を取り付け回転貫入し、これを地盤補強材として利用する工法です。先端翼部を凹型としていることで、凹型部にも土がつまり、地盤との接触面が有効に働き支持力を確実に確保できます。
Point 1
先端翼径が軸鋼管径の最大5倍!低N値でも高支持力発揮!
Point 2
施工機は確実に施工できるものなら何でもOK!
Point 3
従来の打ち止め管理方法に加え、設計長管理が可能!
Point 4
軸鋼管と先端翼径の多様な組み合わせで驚異のコストパフォーマンス!
Point 5
環境・コストにやさしい!
ハットウィング工法の適用範囲
適用地盤
先端地盤:砂質地盤(礫質地盤含む)、粘性土地盤
ただし、液状化する恐れがある地盤は、先端支持力を考慮しない。
なお、液状化が生ずるか否かは設計者が判断する。
適用構造物
下記の①~③をすべて満たす建築物、および小規模工作物(高さ3.5m以下の擁壁・浄化槽等)とする。
①地上3階以下 ②高さ13m以下 ③延べ面積1500㎡以下(平屋に限り3000㎡以下)
最大施工深さ
杭状地盤補強材の施工地盤面から10mとする。
ただし、表層から軟弱層が続きスウェーデン式サウンディング試験でその試験結果が近隣の標準貫入試験の結果により、適切であることが確認できる場合には最大施工深さは、施工地盤面より130D(D:軸径)とする。
ハットウィング工法の施工手順
1:補強材の建て込み
鋼管を建て込み、先端を杭芯にセットする。
2:回転貫入
鋼管に回転力と圧入力を与えて地盤中に回転貫入させる。
3:継手
下杭を適切な位置で止め、上杭を接続する。(溶接もしくは機械式継手)
4:打ち止め
所定の深度まで回転貫入させ、打ち止める。(深度管理 or 回転トルク値管理)
5:施工完了
芯ズレが許容値内である事を確認して施工完了。
建築技術性能証明書【GBRC性能証明 第15-17号】
性能が証明されています。