自社施工体制と社員教育制度
最近では調査・解析までを行って、施工は外注業者に任せる企業も増えてきているようです。
さらには専門重機・機材の使用に資格を保有していないものが操作していたり…。
その結果が昨今取り沙汰されている施工ミス・不正な施工・ずさんな管理体制に繋がっています。
オムニ技研では以前からこのような問題を真剣にとらえ、現場倫理とお客様の大切な建物を守るために自社施工体制に加え、研修により各種国家資格・実技能資格を斡旋、取得奨励制度を設け社員のスキルアップも実施しています。
施工管理 関連資格例
- 1級土木施工管理技士
- 1級建築施工管理技士
- 住宅地盤調査主任技士(設計施工部門)
- 車両系建設機械運転者(基礎工事、整地等)
- 建設機械整備技能士
- 小型移動式クレーン
etc
社員教育の活動
調査会議
安全大会
全体会議
これらの社員教育と資格取得による現場倫理の保守と技術力向上の徹底。そして「一元管理システム」よって各情報を現場と事務所でしっかり共有し、的確且つ確実な基礎対策工事を行っています。
この一貫システムを支えているのは社員全体の意識共有とチームワークであり、そのための活動を日々続けています。
表層安定処理工法
経済的に優れ、短期間工事が可能
表層2m以内が軟弱な場合に有効な土地改良工法です。土地表面を鋤取りし、そこに固化材を混ぜて転圧します。硬く、均一な地盤を人工的に造り上げます。
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湿式柱状セメントコラム工法
土質を選ばず振動や騒音も小さい
特殊な攪拌翼で掘削しながらセメント系固化材を注入し、地面の中に強度の高い円筒形の柱を作る工法です。支持層が深くても効果が得られます。低振動・低騒音・低公害、しかも低コストで地盤改良ができます。
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ピュアパイル工法 GBRC性能証明 第11-28号 改4
ピュアパイル工法概要PDF
高品質・高支持力・残土無し
ピュアパイル工法はセメントミルクを地中でそのまま杭状に固化させるため、地盤種別によらず、いつでもどこでもどんな場合でも高品質で高支持力を発揮する安心確実な戸建て住宅用の杭状地盤補強工法です。
施工方法の概要
先端に円錐型掘削ヘッドを装着した掘削ロッドを回転させながら支持深度まで掘進した後、セメントミルクを吐出しながら掘削ロッドを地上まで引上げ、セメントミルクを置換充填して、施工を完了します。また、円錐型掘削ヘッドを採用することにより、掘削土塊混入のリスクをなくしました。セメントミルクにはPPパウダーを添加するため、ほとんどブローティングをしません。
GBRC性能証明
第11-28号 改4
適用地盤
柱体先端地盤 |
砂質地盤、粘土質地盤 |
柱体周辺地盤 |
砂質地盤、粘土質地盤、腐植土地盤
(ただし、腐植土地盤の摩擦力は考慮しない) |
最大施工深さ
柱体先端地盤 |
施工地盤面から10m |
砂質地盤 |
施工地盤面から10m |
粘土質地盤 |
施工地盤面から10m |
適用建物
地上3階以下、建物高さ13m以下、延べ面積1500㎡以下(平屋に限り3000㎡以下) |
ピュアパイル工法の特長
- ピュアパイル工法は、円錐型掘削ヘッドを装着した掘削ロッドで、地盤を側方に押し広げながら支持深度まで掘削し、セメントミルクと置換することにより杭状柱体を築造します。
- セメントミルクと地盤を撹拌混合しないため、杭状柱体の品質は土質の影響をうけません。したがって、どんな地盤でも高強度・高品質を安定して発揮します。
- 施工法の原理から地盤を緩めないため、鉛直支持力が大きい。
- 腐植土地盤にも施工ができます。
- 硬質な砂質地盤ではスパイラルロッドを使用することで掘進性能が向上します。
- ストレートロッドには排土機構がないため、発生残土がほとんどありません。
- 比較的小径ですので、従来の柱状改良工法より多数の杭状柱体で建物荷重を、より分散して支持するため、安全安心です。
- 柱状改良工法よりも、低コストでの施工が可能です。
SMD(スーパーミニドリル)抗工法 国土交通省認定工法 評定番号 TACP-0224/-0225
SMD(スーパーミニドリル)工法概要PDF
都市空間での中低層建築物施工に最適
SMD(スーパーミニドリル)杭工法は、杭先端部の外周に杭径の2倍から3倍程度の大きさの螺旋翼(外翼)を取り付けた鋼管杭を右回転により回転貫入させる工法です。
低騒音・低振動での施工が可能であり、また排土処理が一切不要で、掘削土や泥水などが発生しないなど環境にも配慮しています。
ハイクオリティー
杭先端部に杭径の2~3倍の外翼を装備した鋼管杭を使用し、先端N値5以上の粘土質、先端N値9以上の砂質地盤に適応。杭打ち止め時に、地盤を乱す事なく高い支持力を発揮します。
ローコスト
施工機械や杭のサイズも非常にコンパクトで、持ち運びや、施工性に優れ、ローコストに直結する工期の短縮を実現します。
エコロジー
地上部に産業廃棄物となる建設発生土を一切出さない回転貫入方式ですから、二次公害の心配もありません。また、施工機械も小型ですから住宅密集地でも近隣に圧迫感を与えません。
DM(ダブルメタル)工法 GBRC性能証明 第10-01号
DM(ダブルメタル)工法概要PDF
小規模建築物施工に最適な工法
スウェーデン式サウンディング試験結果のみでの設計をすることが可能にした工法で、工場で生産された部材を使用するため、現場の土質に左右されず高品質な改良工事を行えます。
また、低騒音、低振動での施工が可能、回転圧入時には残土の発生がありませんので、環境にも優しい工法です。
- 先端翼は、国土交通大臣より回転貫入鋼管杭に用いる鋳鉄製羽根付き先端翼「FCD450A」の認定を受けた工場にて生産します。
- 先端換算N値5~15までの粘土質、砂質地盤に適応します。
地盤補強材の打ち止め時に、地盤を乱すことなく高い支持力を発揮します。
- 施工機械がコンパクトなので低騒音・低振動で近隣環境にやさしく、セメントを使用しない工法の為、産業廃棄物となる排土もでません。
- コンパクトで施工性に優れ、製造において先端翼と鋼管はボルト接合の為溶接工程が激減するとともに、分解して効率の良い運搬が可能に。あらゆる場面でのローコスト化を実現しました。
(財)日本建築総合試験所建築技術性能証明工法
GBRC性能証明 第10-01号
アンダーピニング工法
アンダーピニング工法概要PDF
鋼管杭を安定地盤まで油圧ジャッキを使って圧入、建物の傾きを修正
ご入居のまま施工可能で、引っ越したりせず、通常の生活条件を変えることなく施工できます。また騒音についても、問題ありません。
2.切削工
鋼管圧入用の作業スペースを確保します。
700㎜×800㎜×600㎜
3.鋼管杭注入
鋼管を継ぎ足し、繰り返し圧入していきます。
鋼管を安定地盤まで圧入します。
4.沈下修正
鋼管杭の上にジャッキをセットし、基礎ごと上げ家屋の沈下部分を修正します。
5.空洞充填注入
基礎のベースと鋼管杭の頭部周辺にセメントミルクを充填します。
6.埋戻し・補修
土間またはコンクリート等を下地復旧します。
薬液注入工法
【適用地盤】
砂・粘土・腐植土
【特徴】
支持層が深い場合の支持層形成。
水平復元が目的ではなく、現状維持の対策として用いられます。
トップベース工法(液状化地盤対策)
【適用地盤】
砂・粘土・腐植土
【特徴】
支持層が深い場合の支持層形成。
水平復元が目的ではなく、現状維持の対策として用いられます。
鋼管杭回転圧入工法
確実施工で狭い場所での施工が可能
硬い層まで、10~16cm径の鋼管杭を回転させながら圧入させる工法です。杭は硬い層に突き刺さり、確実に建物を支えます。住宅地密集地など狭い場所で施工できることが特徴です。
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ハットウィング工法 GBRC性能証明 第15-17号
ハットウィング工法概要PDF
地盤補強工法に新たな風
ハットウィング工法とは?
鋼管の先端部に特殊加工した先端翼を取り付け回転貫入し、これを地盤補強材として利用する工法です。先端翼部を凹型としていることで、凹型部にも土がつまり、地盤との接触面が有効に働き支持力を確実に確保できます。
Point 1
先端翼径が軸鋼管径の最大5倍!低N値でも高支持力発揮!
Point 2
施工機は確実に施工できるものなら何でもOK!
Point 3
従来の打ち止め管理方法に加え、設計長管理が可能!
Point 4
軸鋼管と先端翼径の多様な組み合わせで驚異のコストパフォーマンス!
Point 5
環境・コストにやさしい!
ハットウィング工法の適用範囲
適用地盤
先端地盤:砂質地盤(礫質地盤含む)、粘性土地盤
ただし、液状化する恐れがある地盤は、先端支持力を考慮しない。
なお、液状化が生ずるか否かは設計者が判断する。
適用構造物
下記の①~③をすべて満たす建築物、および小規模工作物(高さ3.5m以下の擁壁・浄化槽等)とする。
①地上3階以下 ②高さ13m以下 ③延べ面積1500㎡以下(平屋に限り3000㎡以下)
最大施工深さ
杭状地盤補強材の施工地盤面から10mとする。
ただし、表層から軟弱層が続きスウェーデン式サウンディング試験でその試験結果が近隣の標準貫入試験の結果により、適切であることが確認できる場合には最大施工深さは、施工地盤面より130D(D:軸径)とする。
ハットウィング工法の施工手順
1:補強材の建て込み
鋼管を建て込み、先端を杭芯にセットする。
2:回転貫入
鋼管に回転力と圧入力を与えて地盤中に回転貫入させる。
3:継手
下杭を適切な位置で止め、上杭を接続する。(溶接もしくは機械式継手)
4:打ち止め
所定の深度まで回転貫入させ、打ち止める。(深度管理 or 回転トルク値管理)
5:施工完了
芯ズレが許容値内である事を確認して施工完了。
建築技術性能証明書【GBRC性能証明 第15-17号】
性能が証明されています。
ウルトラコラム工法 GBRC性能証明 第08-06号改
ウルトラコラム工法概要PDF
新開発の撹拌装置といミキシングテスターで高品質のコラムを築造する新しいソイルコラム工法です。
ウルトラコラム工法概要
ウルトラコラム工法が、セメント系固化材スラリーを用いる機械撹拌式深層混合処理工法です。独自形状の十字型共回り防止翼を有する掘削ヘッドを採用し、粘性土地盤などで問題となる土の共回り現象による撹拌不良を低減。また、施工直後にコラムの比抵抗をミキシングテスターで測定し、撹拌状況を確認することで、高品質のコラムを築造できます。
ウルトラコラム工法の特長
1独自の技術で撹拌率アップ
新開発の十字型共回り防止翼の採用で撹拌作業を効率化しました。
2確かな品質管理
ミキシングテスター(比抵抗測定器)で撹拌状況を確認し、サンプラーで対象土質のコラムの強度などを入念にチェックし、施工品質を高めます。
3多彩な改良形式を選択可能
目的に応じて杭形式(杭配置、接円配置、ラップ配置)、ブロック形式、壁形式など、さまざまな改良形式を選定できます。
4小規模建築物にも対応
戸建住宅をはじめ、3階以下の小規模建築物の柱状改良杭工事にも対応できます。
スウェーデン式サウンディング試験を採用
5さまざまな現場に対応
施工現場に合わせて、小型クローラー式やラクタークレーン式、縦柱車、バックホウなどさまざまな施工機械を選択できます。
6幅広い土質に適応可能
撹拌効率が高いので、砂質土、粘性土、ローム、シラスなど、幅広い土質に対応できます。
7コラム径Φ400~Φ1600mm
施工できるコラム径は、小規模建築物ではΦ400mm~800mm、一般建築物ではΦ500mm~1600mmです。
8発生残土を低減
原位置土とセメント系固化材スラリーを撹拌混合する工法なので、発生する残土が少なく処分も容易です。
9低騒音・低振動
周辺環境への影響を最小限に抑えることができます。
施工手順
1:準備工
敷き鉄板・表層地盤改良などの養生、地中障害物・転石の除去、芯出し・マーキング、計量装置の点検・きゃりぷレーション、スラリーを混錬しスラリー比重の確認等を行います。
2:位置決め
コラム施工位置に掘削攪拌機の中心を合わせた後、オーガーの傾斜を調整します。
3:空堀堀進
所定の深度まで空堀掘進します。(空堀が必要な場合)
4:掘進撹拌
貫入速度と固化材スラリーの吐出量を所定量に保ちながら掘進撹拌。貫入量を定速に保つのが困難な場合は、適宜固化材スラリーの吐出量を調整します。
5:先端部練り返し
所定の施工深度に到達したら、固化材スラリーの吐出を停止してオーガーを逆回転させ、先端深度から上方へ1mまでの区間で撹拌掘削機を1往復させ、改良体先端の攪拌を入念に行います。
6:引き上げ撹拌
所定の速度で引き抜き撹拌を行います。この際、固化材スラリーは注入せず、オーガーは逆回転させます。
7:品質管理試験
所定の固化材配合量および羽根切り回転が得られていることを確認後、所定の深度から比抵抗の測定を改良体全長にわたって25mピッチで行い、その後対象土質をサンプラーにて所定の深度からモールドコアを採取します。
建築技術性能証明書を取得
当工法は(財)日本建築総合試験所の建築技術性能照明を取得しています。
GBRC性能証明 第08-06号改
ラップルウィング工法 BCJ評定 FD0505-01
ラップルウィング工法概要PDF
無排土で小規模住宅から中規模建築物(4F)構造物までの評定取得!
ラップルウィング工法とは?
特殊先端翼の上にコンクリートを地中でそのまま杭状に硬化するため、地盤種別によらず、高品質で高支持力を発揮する安心で確実な幅広い用途に対応できる杭状地盤補強工法です。
ラップルウィング工法の特長
2適用構造物、小規模建築物から中規模建築物(4F)、高さが2m以下の擁壁、ボックスカルバート等の構造物まで評定取得
3杭径、翼径が多様
施工軸径(D)Φ139.8~Φ267.4 先端径Φ155~Φ579 最大施工深さ:施工軸径(D)の60倍まで60D(m)
4コンクリートがそのまま杭状に硬化する為、土質による品質ムラはありません。
6柱状改良と比べ、施工性が良く低コストでの施工が可能。又、地盤と混合撹拌しない為、六価クロム溶出がありません。
工法の概要
ラップルウィング工法は施工軸径(D)Φ139.8~Φ267.4の鋼管をケーシングとし、先端径Φ155~Φ579を装着した状態で6m長を1ユニットとして継続削孔を行い、所定深度まで回転・貫入し、ケーシング内に注入材(コンクリート)を打設後、ケーシングを引き抜くことにより、先端翼付きコンクリート系柱状補強体を築造する工法である。補強体の構造はレディーミクストコンクリートまたはモルタル(ケーシング径Φ139.8)のみとする。
施工手順
1:ケーシング建て込み
先端キャップのついたケーシングを補強体芯にセットする。先端キャップの位置がX方向、Y方向ともに管理値(0~30mm)以内である事をスケールで確認する。
ケーシングの鉛直性を水準器にて管理値1/100以内である事を確認する。
2:ケーシング回転圧入
ケーシングの鉛直性を確認後、ケーシングを回転圧入させながら所定の深度まで貫入する。なお、地下水位がGL-6mより浅い深度にある場合は、最初のケーシングを回転圧入後、水位計等によりケーシング内に地下水位が無い事を確認する。
3:支持層の確認と打ち止め管理
ケーシングを所定の深度付近まで貫入して、打ち止め管理を行う。打ち止め管理は、調査データ及び試験施工の資料をもとに、設計深度において管理トルク値あるいは管理回転数が得られることを確認することで、支持層への到達とみなし、打ち止めとする。
4:レディーミクストコンクリートあるいはモルタル打設
シュート・ポンプ車又はホッパーにてレディーミクストコンクリート(モルタル)を打設する。
5:先端キャップの切り離し
先端キャップは逆回転でケーシングと脱着する構造となっている。打ち止め管理を行った後mケーシングウィ逆回転させ、ゆっくり引き抜きを行い、先端キャップを切り離す。
6:ケーシング引き抜き
先端キャップを切り離した後、ケーシングを引き抜く。
7:杭頭処理、杭頭レベル確認
評定書
一般社団法人 日本建築センター認定取得
BCJ評定 FD0505-01
テラテック工法
特徴
コンクリート土間床の傾斜・たわみ・沈下を現状の床面のまま維持しつつ、床下に特殊膨張樹脂を注入し、樹脂の膨張力で床面を押し上げて修正します。
工期が非常に短く、200 ㎡の広い面積でも1日で修正が可能。もちろん、狭い範囲の施工も可能です。
施工時に解体作業や機械の移動が生じないため騒音が発生せず、休日・夜間でも施工ができる上、水を使用しないので商品や機械を汚しません。
通常であれば床の打ち替えによる施工対象施設の業務停止期間が生じるものですが、
テラテック工法
は業務停止期間をゼロにすることも可能です。
施工手順
- 床の傾斜を計測・調査後に修正箇所へ注入口を設けます。
- 特殊ウレタン樹脂を注入口から床下に充填し、樹脂の膨張力を利用して床を押し上げます。
- 樹脂の注入量をコントロールし、ミリ単位の精度で管理して床を修正し、床の水平レベルを確認します。工事終了直後から床を通常通りに使用できます。
床の傾斜・たわみの修正例
段差の修正
施工実績
日本全国の工場・倉庫・店舗・公共工事・その他工事にて豊富な施工実績があります。
その他の特徴
テラテック工法は、特殊ウレタン樹脂を地盤の中に注入し、膨張力で地盤を圧密強化します。土間床の沈下修正のほか、振動抑制、止水などの応用も可能です。特殊ウレタン樹脂は土壌汚染を引き起こす物質を含有していないことが検査試験により確認されておりますので安心です。
お悩み解決事例や施工実績などの詳細は、こちらをご覧ください。